出会い

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「よく集まってくれた。久しぶりだな。 学園内最強のメンツ。 花山凛斗(はなやま りんと) 浜野佳奈(はまの かな) 矢田零(やだ れい) 後は、僕たち4人で始末しとくから、 圭人は、生徒を来させないようにお願い」 「OK。あとは頼んだ。 でも、柊を拘束するなら、 これを頼みたい…」 「さてさて、どうするの?リーダー。」 「リーダーはもうやめたって言ったよな? 佳奈。まぁやる事としては、吾妻 千咲の 救出、柊の撃破、拘束だよ。」 「どうして捕まえるんだ?」 「零、この学園は広すぎる。 2人に逃げられる可能性が高いから、 柊を捕らえて、2人を倒す。 カウントダウンは明日の正午までだ。」 「なぁ。そろそろ降伏したらどうだ? 吾妻。お前、そろそろ死ぬぞ?」 「はぁ…はぁ…こうふ…くなんて… するわけ…ないじゃない!… 必ず…この学園に…ひかりが…さす…ん だから!」 「まーだそんなこと言ってんのか。 この学園に未来なんてねぇんだよっ!」 柊の蹴りが吾妻に炸裂する。 「がはっ!……」 その時、 「ガシャンッ!」 「チッ。外が騒がしいようだな。 お前が呼んだのか?あぁ?」 「わた…しはしらな…い…」 そして、 「ドガンッ」 「柊ってのはお前だな?」 「んだてめぇ。新顔だな。転校生か?」 「いや、まぁ入院してたからな。」 すると、途端に柊は笑い出した 「ガハッ!ガハハハッ!って事は 病人か?その病人がなんの用で?」 「お前をぶっ倒しに。それから吾妻、 僕にどうしてほしいか言ってみて。」 「……た…すけて…」 「承知。」 「何言ってやがる。 笑わせんなよ、病人風情が! 病弱なてめぇに負けるわけねぇだろ!」 一瞬だった。 柊は殴りかかった。 当たったように見えたパンチは、 空を切り、気がつけば 「ゲホッ…ゴホッ…」 柊は倒れていた。 「下等生物が 僕に刃向かってんじゃねぇよ。 君は弱い。僕よりもな。 力の差も測れないゴミは 学園から去ってもらう。」 「く…クソッタレ……が…」
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