プロローグ

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プロローグ

 覆面パトカーの横で私服刑事の二人が話をしていた。その横を、グレーのシートに覆われた二つの遺体が運ばれていく。 「まさか・・・。こんな偶然が起こるなんて・・・」 「偶然じゃないさ・・・。彼が引き起こした奇跡・・・。なのかもな・・・」 「そんな・・・。彼が命を代えて起こした奇跡なんて・・・。馬鹿げてますよ」 「しかし・・・、起きたんだ。5年前に行方不明になった・・・」
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