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私は青薔薇姫に触れたくて、触れたくて
手を伸ばし、無我夢中で
私を遮る
無限に広がる真っ赤な薔薇達をかき分けた
そんな私の体を赤薔薇達の棘が
容赦なく襲いかかり、傷つけた
だけど、そんな痛みは私にはどうってことはなかった
ただただ、青薔薇姫の元へ行き、
この手で触れたかった
気が遠くなるほどの赤薔薇達をかき分け
何度もよろめき、倒れながらも
私はようやく、青薔薇姫の前にたどり着いた
なんて美しい
震える指で青薔薇姫に
そっと触れた
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