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病院での様々な精密検査の結果
私の体にはどこも異常は見られなかった
恐らく、精神的な疲労やストレスなどによる、一過性のものだろうと診断された
しかし私の声は、ひと月経っても戻らず、そして手も書くことを拒否し続けていた
私はこのひと月、薔薇咲き乱れるあの場所で、青薔薇姫から刻み込まれた情報を、どうにかして形にして、それを元に自分の手で、あの青薔薇姫を作り出したい!それだけを思い、あらゆる事をしてみたが、上手く行ことはなかった
しかし何故か、皆が私の助手と言う女性、紅城(べにしろ)君だけは、私の口の動きを読み取り、意思の疎通がとれたのだった
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