1人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ?辞めちゃうの?せっかくだし終末まで働きなよ~最後まで普段通りに過ごすのも悪くないんじゃない?」
「…いえ、辞めさせていただきます。今までありがとうございました。」
俺は仕事を辞めた、終末まであんなとこにいられるか
「しかし…何しようか…」
家に帰ったはいいが、することがない
とりあえず物置を漁る
「…あ、」
手に取ったのは、ずっと前に買ってもらったゲーム機器だ
まだとっておいてあっただなんて…
俺はゲームを起動した、久々に開いたにもかかわらず、画面はあの時と同じものだった
「…懐かしいな」
家で一人、誰にも咎められずにゲームをする
小学生の頃のちょっとした夢でもあった
最初のコメントを投稿しよう!