青色の終末

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目が覚めた、随分と長く眠っていたようだ 時計は既に12時を指していた 「会社…!…は、もう行かなくてもいいんだっけか…」 つい着替えかけてしまった テレビをつける …どうやら予想よりもはるかに早く汚染は進んでいるらしい そういえば、あの水色の時計、あんなに青くなかった気がする 『本当に終末がやってくる』 分かってはいたが、もう一度知らしめさせられる 意識の飽和って、どんな感じなのだろうか? どのチャンネルにしても、話題は青、青、青、終末… 俺はテレビを消した
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