16人が本棚に入れています
本棚に追加
リビドーと酒場に向かう途中で抱えているトルメルが起き上がった。
「リビドー私を連れて来るとは緊急か?」
抱えられながらトルメルは聞くとリビドーは答えた。
「メンバーを連れて帰る任務だ…」
そのリビドーの表情を見てトルメルは察した。
「その顔ならアリアが手をつけられなくなったような感じだな…」
ニヤリと笑いながらトルメルは言った。
「あぁ…」
リビドーは冷めた返事をした。
そんなやり取りをしているととある小屋に着いた。
「ここが酒場ですか?」
レインが言うと小屋から誰が出てくるのが見えた。
「リビドーか?何しに来た?」
その男は大柄で筋肉質な見た目だけでも強そうな男だった。
「任務…と言うよりかは付き添いですね」
リビドーは冷静に言った。
「任務?聞いてないぞ?」
すると、トルメルが腕を組みながら言った。
「そりゃそうだろう、新人君の任務なのだから!」
すると、男はトルメルに目を向けて言った。
「トルメル、いたのか!」
「いるわ!見えんのか?!」
そして、トルメルの後ろにいるレインと目が合った。
「お前か…新人って…」
「はい!で、あなたは?」
すると、男は頭をかきながら言った。
「アリアはまだ説明してないのか…?」
レインは恐る恐る返事をする。
「はい…」
すると、男は自己紹介をした。
「CheatCode(チートコード)No.1 イグジェ・ディスベル、このCheatCode(チートコード)の一応隊長をやっている、でついでにアリアはオレの妹だ」
「え~!!!」
最初のコメントを投稿しよう!