第5章 チート犯罪

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城に投げられたイグジェ達はアリアのいる部屋の窓に突き刺さるように到着した。 (ガシャーン!!) 「新人君は任務成功したみたいね…で?あなた達はどこまで無礼を働いたら気が済むのかしら……!!」 アリアはそう言うとイクジェに無限にビンタをし始めた。 すると、イグジェ達を追いかけてレイン達も到着した。 「何してるんですか!やりすぎですよ!」 レインはそう言いながらアリアの手を止めた。 アリアに張り倒されたイグジェの顔は何倍にも膨れ上がっていた。 リビドー達は他に突き刺さっているダリア達を助けた。 「ジェロ、窓はお前に任せた」 そうリビドーが言うと、ジェロが指を鳴らすと窓は跡形も無く、修復された。 「アリア、落ち着け!仕事の話だろ?全員を呼ぶってことは!」 アリアはリビドーに言われ思い出したかのように手を止めた。 「そうだった!残りは?」 すると、トルメルが言った。 「私のロボット達が呼びに行ってる、もうすぐ来るだろう…」 すると、正面の扉が開き、残りの2人が入って来た。 「「ただいま到着しました」」 全員揃った隊員達はコードナンバーが高い順に左から右へと横一列に並ぶと、レインは1番右端に並びアリアの座る机に向かって敬礼した。 アリアは椅子に座り、内容を話し始めた。 「国直属の任務を頂いた、去年より、チート犯罪が増えているらしくさらにチート犯罪への強化をして欲しいのと、新手のチート犯罪集団が増加し、一気に勢力を拡大させているようなので、なるべく早く殲滅させるようにとの事!後、イグジェ・リビドー・トルメルはこの場に残り、ダリア・リェジェドは新手の犯罪集団の捜査、ザシャ・ジェロ・ルシェル・新入りのレインは近辺のチート犯罪の見回りをよろしく!」 アリアが指示を与えると皆は左胸に手を当てて言った。 【全てはラシャドの平和の為に…】 レインはアリアの部屋に残った3人を気にしながらザシャに引っ張られるようにしてアリアの部屋を後にした。
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