16人が本棚に入れています
本棚に追加
部屋に残されたイグジェ、リビドー、トルメルの3人はアリアの指示を待っていた。
「で?なんでこの3人をここに残したんだ?」
すると、アリアは腕を組みながら言った。
「王宮からの呼び出しです…」
その言葉に3人は驚いた。
「王宮からって…」
リビドーは言葉を詰まらせた。
「大切な用って事は理解したな」
イグジェはそういいながらアリアの方を見た。
「そうね…大切な用ね…」
すると、空気を読まずにトルメルが喋り始めた。
「王国生誕記念式典がもうすぐ開催されるだろ?多分、その式典の護衛って所で、裏ではテロ予告でもあったんじゃろーな!まぁ王宮としては公にしたくないから僕達に護衛を依頼したってところだろ?」
すると、アリアは笑いながらトルメルに言った。
「ははっ…当たりだわ、また情報を見たわね?」
トルメルは腕を組み誇らしげにしながら言った。
「情報を誰にもバレずに集めるのが僕の専売特許だからね!」
アリアは改めて敬礼をしながら言った。
「これから王宮に護衛担当として挨拶回りに行く心してついてきなさい!後、くれぐれも無礼の無いように…」
アリアを含めた4人は左胸に手を当てて言った。
【全てはラシャドの平和の為に…】
最初のコメントを投稿しよう!