ニャーとワン

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 俺の策略だとわかっていながらも、俺を求めずにはいられない。そう躾けた。俺以外を求めないように。  仰せのままに。じゃあ、しっかり俺のをしゃぶって声を我慢してくださいね?もうガチガチの俺の竿を解放してやってください、俺も香さんのを解放するので。  お互い、竿はもういつ射精してもおかしくないくらい。香さんがほぐしている穴も十分だろう。  それでもやめないのは。俺に踏まれた快感がとても気に入ってしまったからだな。踏むなんて初めてだが。跪いてフェラをしている香さんを見下ろし、竿を足で踏むというシチュエーションがなんとも。  加虐心を掻き立てられる。外を歩いていない綺麗なものなら、靴で踏んでやっても面白そう。……ドクトルなら踏まれ慣れていそう、むしろ汚れた靴で。なんてふと考えてしまう。忘れよう。 「まったく、踏まれて悦ぶなんてどんどんマゾが酷くなっているんじゃないんスか?俺?俺は元々ッスよ」  さっきよりも強く踏みつけてやる。すると香さんの細い体がビクンッ!と震えあがり、「んんーっ!」と悦んだ。  自分の穴をいじるのはやめて俺の竿に集中。両手でしがみつき、必死に顔を前後に振る。また、どっちが先にイくか勝負ですか?  勝負になりませんよ。だって今回は、まだイかさないッスから。
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