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階級区分
①山札からカードを1枚選んで手札に加える。
②山札から階級7▲の駒札を1枚選んで手札に加える。
①と②、どちらが強い能力といえるだろうか?
どちらも山札から1枚分のカードを手札に引っ張ってくる能力である。
能力発動後の手札枚数は全く同じ。
しかし、①の能力のほうが強い。
①のほうがサーチ範囲が広いからである。
①は、駒札でも技札でも、階級も関係なく好きなカードをサーチできる。
②は、手札に加えられるカードに厳しい制限がある
。
範囲制限が緩いカードは、どんな状況、どんなデッキでも役に立つ。
汎用性の高い能力であるといえる。
範囲制限が厳しいカードは、対局の展開次第で腐る(役に立たなくなる)。
専用のデッキ構築が必要になる。
階級7▲の駒札をサーチする能力は、階級7▲の駒札がデッキに存在しなければ、当然ながら役に立たない。
能力を発動するカードの対価は、その能力の影響を受ける可能性のあるカードの枚数が増えるほど高くなるようにデザインしなければならない。
上の例の②ように、階級によって能力の影響範囲を限定するカードはよくある。
次は階級区分について説明する。
カードには、階級に応じて最上級、上級、中級、下級、最下級の5種類に分類される。
最上級は階級10▲、上級は階級7~9、中級は階級4~6、下級は階級1~3、最下級は階級0▼である。
このうち、最下級と最上級はデッキにほとんど入らないカードなので、考慮に入れない。
上・中・下の三分割として理論を組み立てる。
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