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領域と情報
対局中、カードは5種類の領域を行き来する。
5種類の領域とは、場、手札、捨札、山札、消札である。
ある領域に存在するカードは、カード自身の価値とは関係なく、その領域に存在するだけで一定の付加価値が生まれる。
これを領域価値という。
カードを価値の低い領域から高い領域に変動させるためには、相応の対価を支払わなければならない。
まずは5種類の領域を、上から領域価値の高い順に並べてみた。
場
手札
捨札
山札
消札
ところで、カードには表と裏がある。
表向きで、誰でも確認できる情報を公開情報という。
裏向きで、誰も確認できない情報を非公開情報という。
所有者だけが確認できる情報を、秘匿情報という。
カード自身の価値とは無関係に、カードが表向きで置かれるか裏向きで置かれるかにより一定の付加価値が生まれる。
これを情報価値という。
公開情報と非公開情報は、対局参加者間に情報の偏りがないため、同一の価値とする。
秘匿情報は、公開情報や非公開情報と比べて1点だけ高い価値を持つ。
領域価値と情報価値を組み合わせ、領域変動時の対価を基準にした表を、以下に記載する。
場
↑
登場対価
↑
手札(秘匿情報)
↑
公開手札(存在しない領域)
↑
捨札(公開情報)
↑
山札(非公開情報)
↑
消札(公開情報)
例えば、捨札からカードを1枚選んで手札に加える場合、(最低)2点の対価が必要であることがわかる。
対象の範囲の広さによって追加される対価については、次のページで説明する。
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