月夜の魔法使い(番外編2)

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月夜の魔法使い(番外編2)

お父さんのお店で本格的に働き始めた真理は毎晩遅くに帰宅していた。 それは結婚する前、実家にいた頃からずっとお父さんの様子を見ていた私にとっては見慣れた生活サイクルだったので帰宅時間が遅いことに対してさほど不満はなかった。 ただ真理が家に居ない時間が多いとちょっとだけ寂しい気持ちになったりはするのだけれど。 それでも私は結構幸せな毎日を過ごしていた。
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