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何だよ、今のかまいたちみたいな風は。え?なんか道場の天井の方からエコーのかかった声が聞こえてくる。
「これは全年齢向けなんだから、その辺にしとけ!作者の都合も少しは考えて喋れ、このへっぽこ主人公が!」
なんですか?これは。神の見えざる手ならぬ神の見えざる声ってヤツっすか?まあ気にしないでおこう。俺はあの可愛い女の子の着替えを覗きたい気持ちと俺は変態じゃないまともな人間なのだという気持ちで揺れていた。
一人高尚な事柄について悩み抜き唸り声を上げていた。
「どこが高尚な悩みなんじゃ、いい加減にせい!」
また神の見えざる声がして俺が天井を見上げていると女の子が戻ってきた。なんと、女袴を履いてる。萌える、これはヤバイ、ガウチョパンツの100倍色っぽいぞ。そして上半身はたすきをキリリとしていて、木製の薙刀を持っている。たすきをしているせいで着物の上からもふくよかな胸が目立つ。着痩せするタイプでめっちゃ巨乳…。
「ウウン、ゴホンゴホン!」
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