第三章 激突 白蛇対黒畷衆

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「神宿の小山台の陸軍施設近くの森の中 まあ 明日の夜半 おそらく 夜22時になる前だとさ 」 「ほぉお 俺より詳しいじゃねえか 小山台明日の夜ってのはつかんでたがな」と白蛇も この無邪気に話す少年摺りに どうやら 胸襟を開いたようで。。。。 「相手は 陸軍の半端者部隊らしいけど どれくらいのやつらが その場所へやって来て 荷物を運びこむのかはおいら知らないけどね」 「まあ 別に構わねえ 陸軍の半端者たちが来る前に 黒畷を潰して金をいただく寸法だからねえ」 「兄貴ぃ でも やつらだって馬鹿じゃないだろう?幹部連中が押し寄せるんじゃねえのぉ?」 「あんなやつら 束になってかかってきても 問題ねえが まあ時間がかかると 陸軍さん来ちまったら面倒なことになるか まあそのときはそん時だなあ」と  白蛇と言う悪党 なかなか 胆が座ったというか あまり考えてないのか? 「じゃあさ おいらが 黒畷の衆をちょっと揺さぶろうかぁ?」 「いや 別にかまいやしねえが お前 俺に何をしてもらいてえんだ?」 「別にぃ ただこの前 会った時に 兄貴に痺れただけさ」 「あとな 紅蜥蜴は 今回 どう絡んで来るんだ?」 「流石 兄貴 気がついてたねえ あの姉御も今回の件に関わるってさ」 「ああ おそらく お前の情報 そいつらからだろ まあいいだろ その姉御が目指してるものは 黒畷の金じゃあねえみたいだしな よし つばくろ 紅蜥蜴にお互い違う方面から行こうやと伝えてくれや 」と一言言っては 白蛇  一瞬にして そこを離れて行きました つばくろ少年も 今の言葉を理解しては 紅蜥蜴に連絡をと 笛を吹きました
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