2人が本棚に入れています
本棚に追加
疾風の市 まさか 最強を自負していた三日月刀をこんなかたちで 排除されるとは思っていなかったが 流石 幹部だけに 立ち直りが早く
背中に背負ったもう一本の三日月刀を 今度は 両手で水平に構えて
「ならば そのまま 刀として 貴様を切るまでだ！」と言っては 高速移動を開始
三日月刀を踏みつけていた 白蛇へ 一瞬にして 接近
横凪ぎに 切りつけてきます
びしゅー
しゅば～！
一閃 二閃
高速で切りつけられる速さは 日本刀の比ではなく
これは 三日月刀が 飛び道具として 物凄く軽くできているためだと思われるが
なんとか 一閃 二閃とかわした 白蛇
短くなった鋼鞭では これに対応できるとも思えず
市の素早い斬撃をかわすのがやっととなり。
少しづつ 追い詰められて行くも
そこで 白蛇 ある作戦に出ました
疾風の市の動きをうまく 先読みしては ある位置へと誘導していきます
それも 自分が追い詰められているかのように巧みに
そうとは気がつかない 市 高速移動を止めず 斬撃を繰り返しては 白蛇を追っていきます
が その時がきました
白蛇が立ち止まったそこへ 市が 斬撃を繰り出した時
なんと 白蛇の足元から 刃が飛び立っては
斬撃をしてきた 疾風の市の下腹部へと突き刺さり
いや 腹部を切り裂いてしまいました
そうです 先程 地面に踏みつけたあの三日月刀を 白蛇は 右足を使って 蹴り上げたのです
まさか 疾風の市 自信の自慢の武器で腹を裂かれるとは思っていず その場で絶命しました
最初のコメントを投稿しよう！