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お光りさんとは、一連の手かざし宗教を言う。手を人の額にかざすと超自然的な現象が起こるという。これは手の平から光が出ているからであると彼らは主張するので、「お光りさん系」とひとくくりにした。教祖は岡田茂吉であり、元々は古物商であったが、大本に入ったことによって霊的に目覚め、世界救世教を創始した。ここから分派したものが神慈秀明会や天聖真美会などである。また、岡田光玉の創始したのが真光であり、ここは霊的なことをかなり言っている。このお光りさんの老舗が世界救世教である。私も二、三回救世教には出入りしたことがあるが、霊的なことはあまり言わない。そして手かざしをしている時も普通にお喋りしても構わず、アトホームな雰囲気である。これが神慈秀明会や真光になると少し違う。手かざし中のお喋りは勿論禁止で、秀明会では手かざしが終わると必ず「盟主様ありがとうございました」と言い、真光では「お静まりー」と手のかざし手が唱えて手かざしを終える。そして、これらの手かざし宗教に共通するのが医薬の否定である。「薬は毒」という考えから、信者は薬を飲まない。また、農薬もやらず、稲に向かって「手かざし」をやることは有名だ。
(ウ)お光りさんの系統2.神慈秀明会。
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