ー始まりー

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私達は 相変わらず 仕事が 終わると 待ち合わせをして 一緒に帰った 日曜日は、 朝から あちこちに、出かけた。 名古屋の地理を あまり知らない小林さん。 朝から、パチンコ店に 2人で行く事も多かった。 しかし、 男子寮には 行けなくなった。 よっぽど、私の 喘ぎ声が、大きかったようで 今では 男子寮の入り口に 防犯カメラが取り付けられたらしい。 (ほかの、寮生さん、ごめんなさい。) 私達は 毎日、 一緒に食事して その後、帰ると 言う流れの中で 週に、 2、3回は ホテルに行っていた。 2時間の休憩で 泊まる事はなかった。 それでも、 小林さんに 抱かれる事に 幸せを 感じていた。 ある日 小林さんが 嬉しそうに 『穴場をみつけた』と 言った。 なあに? 穴場って?
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