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「こんなおしゃれなバー行きつけなんて すごいね。」
私は店内を見渡しながら 言った。
「バーとか大人っぽいかなって
いいとこ見せたくて かっこつけてるだけだよ」
木村は 少し恥ずかしそうにおどけて見せた。
しばらくしてカクテルが運ばれて来たので
二人でグラスを合わせた。
お酒が入ると 会話は ますます弾んだ。
「木村、かっこよくなっちゃって
初め誰だかわからなかったよ。」
「え、それ高校時代かっこ悪かったってこと?笑」
木村がいたずらっぽく微笑んだ。
「違う違う!笑
昔の木村は 勉強が出来てインテリ系で…女の子にもあまり興味なさそうなイメージだったの!」
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