乾杯

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私の言葉に木村は目を細めた。 「フォローになってないし!笑 それに高校生で女性に興味ない男いる? 美桜ちゃん、パンツ見えそうだなーって よく ドキドキしてたよ。笑」 「え、やだ。なにそれ変態じゃん!笑」 動揺する私をよそに 木村は また いたずらそうに笑って言った。 「美桜ちゃん すごいスカート短かったじゃん。 俺だけじゃなくて 男どもでよく言ってたよ。 階段とか見えそうで見えないって」 「うわー!そんなこと言われてたなんて。 短パン履いてたから見えるわけないよ。 それにしても 木村はむっつりだったんだね」 言いながら私は思わず 自分の格好を確認した。 テーパード パンツだったので安心した。 「いやいや、俺だけじゃなくて 男なんてそんなもんだって。」
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