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「お前が死んだって、俺なんとも思わねーから。
てめーなんて 一生誰とも幸せになれねーよ。」
そう言って一也は 歪んだ顔で 私の首元に手をかけた。
…なんで 愛してる人に こんな表情されなきゃ
いけないんだろう。
なんで こんなこと言われなきゃいけないんだろう。
どこで 間違えたんだろう?
再会しなきゃよかった?
付き合わなければよかった?
すぐに別れればよかった?
一緒に住まなきゃよかった?
でも。
自分を変えてでも 一也と一緒にいたかった。
私も一也を変えてでも一緒にいたかった。
気づいたら どうしようもなく好きになってた。
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