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レンタル奴隷
それは、パパが夜の街で貰ってきた一枚の怪しげなチラシだった。
『レンタル奴隷~奴隷をお貸しします』
薄気味悪いなんとも興味のそそられる単語だった。パパの手からチラシを引ったくり、表と裏に書かれている記述に素早く目を通す。
【レンタル奴隷について~
奴隷が欲しいですか?なんでも言うことを聞いて、一切口答えしない、日々のストレスをぶつけても良いような、でも人形じゃないちゃんとした人間が欲しいですか?弊社では、そんな奴隷をレンタルします。きっと、あなたにぴったりな奴隷を提供できると思います
・料金~10分…50円/30分…100円/1時間…3,000円/半日…100,000円/1日…2,000円/一週間…300円/一ヶ月…無料/一生…無料
お電話お待ちしております。
TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇】
随分とざっくりとした説明書きと、怪しすぎる金額設定。半日以降の金額の下がり具合が異常だ。まともな企業が運営している訳がない。それでもまぁ、なんにせよ、このチラシの謳い文句どおり僕は日々のストレスが溜まりまくっている。
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