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「俺が部屋を借りてたモンパルナスに安くて美味しくて居心地のいいブラスリーがあって、その日も昼過ぎから飲んでいたんだ。
一緒にきた友達二人の他にその場で知り合ったフランス人の男が三人いて、その三人のうちの一人が変わった奴でさ。
手に犬用のリードを持ってたから犬でも連れてるのか？って聞いたら、ロブスターの散歩をしてるって言うんだよ。
リードの先を見ると本当にでかいロブスターがくっついてて、しかも死んでるやつなの。連れの男たちは、こいつはいつもこんな調子さって笑ってるし頭がどうかしてると思ったね。」
彼は正常位から対面座位にポジションを変えて話を続けた。
「そして、今度は連れの男の一人が面白い場所に連れてってやるっていうから友達二人と一緒に店を出てついて行ったんだ。
段々夜も更けてきたしきっと街娼が立つスポットだろうなと思ったんだけど、連れて行かれた場所はカタコンブだった。」
「かたこんぶ？」
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