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「…約束は守って下さいね、ウリエル…でないと私はこの映像を全国区に配信しなければいけません…私だってそんなことしたくありません」
ミカエルは微笑み、ウリエルに携帯を見せる。
そこには盛大に射精するウリエルの姿を写し出していた。
「…お前…俺を脅すのか…?!」
「そんなことはしたくないと言っているでしょう?」
「…お前は…何がしたいんだ…?」
「ただ…私を殺さないで下さい…というしか出来ません…私は貴方と共にありたいのです…死にたく…ないのです…」
「ミカエル……」
するりとミカエルはウリエルの頬を撫でる。
「……俺はお前を裏切らない。俺もお前と共にありたい…」
ウリエルの言葉にミカエルは微笑む…
そして、その唇に触れるだけの口づけを落とした。
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