払え!心のジャバウォック!

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「サンタさん…お目目が怖いですよぅ…」 目をウルウルさせるメル。 アリスはその剣を結愛の足元に落とした。 「アリスちゃん!?」 と春兎。 「さあ結愛ちゃん、その剣であっちにいるモンスターを皆殺しにしちゃってよ♪」 アリスはほくそ笑みながら放つ。 背後にはモンスター達が人間を素知らぬ顔で過ごしていた。 モンスター達は巨大ではあるが地球にもいるような、アヒル、ドードー、ビーバーのような生き物達だった。 「拾っちゃ駄目よ!」と桜。 桜の忠告を無視し拾ってしまう結愛。 そのまま何をするかと思えば結愛はその剣を落とした。 「!!」 ガチインと言う金属音と共に地に叩き落とされたその剣。 「これで気が済んだ?」 結愛は前に出る。 一方アリスは結愛のその佇まいに萎縮したのか、固まった表情で後ずさる。
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