払え!心のジャバウォック!

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「でもヴォーパルソードは地上に置いたままだぜ?今から取りに行くのか?」 「その必要はない!」 リナが桜に質問する途端別の人物が答えた。 それは春兎から放たれたものだった。 その手にはヴォーパルソードが握られている。 「春兎さん!」 目を見開くWNI達。 「こう言う時の為に私は切り札を用意しておいたの♪」 と桜。 「どう言う事だ?」 「俺にはヴォーパルソードは扱えない、勇者以外の者が持つと精神を乗っ取られてしまうからだ、しかしヴォーパルソードを扱える人間が俺達WNIのメンバーに一人だけいる!」 「誰だ!?そいつは!!」 「それは…」「君だ!」 春兎が言おうとすると別の男性の声が空間内に響いてきた。 「スノーラビット!!」 WNI達の視線の映らぬ先にはスノーラビットがいた。 スノーラビットはある一点に指を指していた。
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