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「あ…アタイ?」
リナが自身に指を指す。
「このWNI達の中では君が最も勇敢で、強い心を持っている、今の君ならこのヴォーパルソードを扱えるはずだ!」
スノーラビットは言うがリナは慌てて否定する。
「そんな事ない!アタイ、春兎達に助けられてばっかだし勇気なら結愛の方が…」
「ううん、ミーはただ無鉄砲だっただけ…すっとぼけと勇気は違うよ、勇気ならりなっしーが一番強いと思う!」
結愛は悲しくあるも強い目線をリナに注ぐ。
「結愛…」
「強くなったな…」
辛さ、罪を乗り越えて結愛はすっとぼけガールから魔法少女となった。
以前の特別を望んでいた自分なら勇者の立場が他人だと嫉妬していただろう。
しかし結愛は自分は思ったより弱い事に気付いた。
自身の弱さを受け止められる強さを改めて持つ事が出来たのだ。
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