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「アタイに出来るかどうかわからないけど…やってみるよ!」
リナは前に出た。
リナは自身より数倍もの大きさのある竜にこれから立ち向かわんと睨む。
「春兎さんだって…結愛だってあんなに応援してくれてんだ!逃げるわけにいかねえ!」
リナは剣の鞘を抜く。
その途端、リナの全身に力がみなぎってきた。
「りなっしーすごいですぅ!」
「彼女なら何とかやってくれそうですね、しかし相手はあの巨大な龍…大丈夫でしょうか?」
「心配しないで春兎さん、彼女ならやってくれますよ!」
桜は確信の目でリナを見据えた。
一方ジャバウォックはリナを恨めしそうに唸りながら空中を旋回する。
『コレハヴォーパルソード…何故貴様ガ…』
「アリスさん…だよな?何故かアタイが握る事になっちまったけど…何言ってんだあたしゃ…」
リナはどうでもいい事を言ってるのに気づき眉間の痒みをかく。
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