結局それなの?

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「いやいや昼はもちろんメロンパンじゃないのにするよ!」 え?そこ?春はそう心の中でツッコミをしたものの口には出さなかった。 千夏は春の方を見ながら並んで歩き 「春こそ、コンビニなんて珍しいね?いつもお弁当なのに」 「うん今朝はちょっと寝坊して」 「ふーん・・・それも珍しい」 そう、春は比較的きちんと朝ごはんを食べ、お弁当を作り、夜ご飯も自炊するきちんとした生活をしていた。 そして、どことなく落ち着かない感じがいつもと違う。と、ピンときた千夏は 「休み前でもないのに夜更かしなんてねぇ。」 とニヤニヤ。 春は千夏から目をそらして 「あーまぁ、たまにはね」 とだけいった。 千夏は更にニヤニヤしながら見つめ続けた。 「違います」 突然の否定。 「まだ何も言ってないんですけどぉ~(笑)」 春は目をそらしたまま無言を貫いてたが、千夏のしつこいわき腹ツンツンに負けて白状した。 「ちょっ?!くすぐったいから~もう、別に恋人ができた訳じゃないよ。ただ出会いがあっただけ。」 千夏はテンションマックスになり声が大きくなった。 「えーどんな人?どんな人?写真ないの?」 春は慌てて千夏の腕を引っ張り声が大きいと諌めた。 千夏は 「ごめんごめん、だって嬉しいじゃん♪久しぶりに春に春が来たんだもん!」 と無邪気に喜ぶ。春はちょっと照れながらも     
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