まぁいいか?

改めまして休日

柊です。

春ちゃんってホントにすごい。

作り置きパパッと作れるなんて、私の中では料理人だよ。

本当に料理好きなんだ。

これは男性にもモテますね。

私にももちろんモテモテですが･･･って

あ、とりあえずソファーにでも座ってテレビでも見ますかね。

あ、コーヒー飲む？

あ、紅茶が良いのか。

いや、あるよ。私も紅茶飲むし。

あ、入れてくれるの？

いやいや、紅茶くらいは入れられるよ。
うん、座ってて。

はい、どーぞ。

「あ、ありがとうご･･･」

あはは、うん、どういたしまして。

隣に座ると春ちゃんの緊張が伝わってくる。

うん、とって食いやしませんよ。

もう少しリラックスして、お願い。

どーしたもんかな。キッチンに居るときはリラクックスしてた感じだったのに。

いっそ抱き締めちゃおうかな？
その方が何もしないより緊張感とけないかな？

･･･うん、いや、ダメだな。多分。余計緊張されそう。

うん、まぁ、飲んで。

う～む、これは何か話を弾ませなければ。

何を話そう、聞きたい事、聞きたい事～。

あ、セクの話、うん、ダメ。

その話したら一気にそっちに意識が集中する。

あ、テレビ、チャンネル変えてみよう。

あら、かわいい動物の動画。あ、春ちゃん喜んでる。うん、うん、いいね。

CM。

「あの、パソコンに入ってる写真見せても･･･見せてほしい。」

あーうん、そーだったね。

テレビに、背を向ける形で置いてあるパソコンを立ち上げると、写真のファイルを開いた。

この中かな、更に分類分けされてるファイルを開くと、どーぞと春ちゃんを座らせ、私は後ろに立った。

「わぁ～これは高校生の時ですか？かわいい♪」

と、いちいち嬉しそう。

なんか春ちゃんのまわり、マイナスイオンとか出てそう♪癒されるなぁ～。

でも私、髪型も大きな変化のないショートだし、あまり今と変わらないでしょ。

でも制服が１番雰囲気変えるかもね。

ところで春ちゃんテンション高いね～。

え？この時会ってみたかった？
いやいや、春ちゃん、忘れてない？

君はその時小学生。
アウトですね。

その想像、怖すぎるからやめて。

ところで春ちゃん、先程から若い若いと連呼してますが、
今は、老けたってことですか？(泣)