in prologue

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周りは【ハイヴ】勢力の使う【シュレッダー】、【ブーマー】の音しか聞こえない。 敵の増援も時間の問題だ。 壊れた【アイスブレイカー】が両手に握ぎられてる。 サイトがひび割れ銃身にいくつもの弾痕がある。 目の前の状況はハイヴの激しい攻撃により足を引きずる友がいる。 「おい、聞こえてるか?【ドレッドノート】は【オリックス】がいなくても勢力が衰えてないらしい。 お前を置いて逃げることはしない。 ただ逃げ道がない…戦うしかない。 動けるか?動けるなら手を貸してくれ…… もう【カイブン】の残弾が無くなる。【クロタ・ハンガー】は一発しか無いんだ。 おい?聞いてるか? …頼む……返事をしてくれ……」 仲間の姿は敵の銃弾で身体中から血が溢れて出ている。 服の上から滲む血が友の流す血だと考えるとこの傷を負わせたハイヴと自分の力不足が脳裏を横切る。 彼はガーディアンじゃ無い。 故に傷の治療もできない。 友の姿を見るたび悲しくなり自分の不甲斐なさに苛立ちを覚える。 仰向けに横たわる友。 右手には【フヴォストフ7G-OX】が握られてる。 最後まで諦めなかった証拠だ。 カイブンの残弾を確かめた後に遮蔽物から身を乗り出し反撃しようとした時重く地面に響く足音が聞こえた。 頭上が影になり遮蔽物の上を見た時そこには【オーガ】が居た。 瞬きをする瞬間オーガの目から青白い閃光と共にオーガは低い唸り声を上げた。 そして…目の前が真っ白になった。 これはまだ後の話
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