Dear My Puppy

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小さくはないけど中小企業で4年目。 新人ではないけど、ベテランという程仕事が出来る訳でもない。 特技もないし、美人でもないし… 平 凡 という言葉がぴったりな自分。 ただ身近なイケメンの情報収集をしたり眺めて癒されてるだけで幸せ。 「あぁ~蜂谷くんのブロマイドが売ってたらいいのに……」 「ユカ?何か言った?」 「いえ!先輩、何もないです!」 やば…聞かれるとこだった…。 仕事なのに蜂谷くんに会えて喜んでるなんて、先輩に知られたら嫌味言われるかも…。 同じ部署の同期は去年寿退社してしまって、先輩と後輩しかいないから肩身が狭い。 しかも今日は後輩に頼んだ仕事で確認ミス。 後輩なのにしっかり者の加藤さんにフォローしてもらって先に帰るあたしって……本当にダメダメだ。 はぁ……。 こんな時に、蜂谷くんの笑顔が見られたらなぁ……。 「山辺さん?」
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