第1章

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あの惨劇が起こった日。 ゾンビが巷に溢れ文明が崩壊したあの日。 学校長である私を含む全教職員と小学1年から高校3年の生徒児童は、小中高一貫学校の敷地を取り囲む高い塀と登下校時以外は固く閉じられている門により、当面の安全を確保できた。 だがあれから10年経った今。 当初生徒児童と教職員合わせて4000人いた者達も、救助や生活物資を求めて学校外に出て行った者や自殺した者など、諸々の事情で1人減り2人減りと減り続け、等々私1人になってしまった。 私は………………。 私は………………。 此れから何を食べて生きて行けばよいのだろうか?
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