0人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
唐突に話すと、私は以前までDVにあっていました。
同棲中の彼氏に首を絞められたり、殴られたりした期間があります。
今はもうその彼とは別れ、平穏な日々を送らせてもらってますが、その過程があってこそ言いきれることがあります。
それは「人を頼る大切さ」です。
プライドが高かったり、人に迷惑をかけたくないと思い一人でこなそうとしてたりしませんか?
私もそうで、周りが「彼と一緒にいるのは危ない」と言っていたのにも関わらず彼を信じ、彼と暮らす事を決め同棲を始め…案の定DVにあってしまいました。
「あの時、皆の意見を素直に聞いていれば…」
そう何度も後悔し、その道を選んでしまった自分が悪いからこそ一人で何とかここから出ようと決意しました。
しかしその判断は間違っていたのです。
当時私には携帯がありませんでした。
そのせいで仕事にずっとつけない状態だったのですが、何とか携帯の契約までこぎつけ、家を出る準備が整いました。
「やっとここから出ていける…!」
そう思って浮かれていたのが運の尽き…私は人生で1番最低最悪な日を迎えることになります。
派遣会社で手続きを済まし、明日には寮付きの職場の面接を控えていました。
早くて明日には入居ができる職場です。
依存性が酷かった彼は、私が出ていくことを許さなかった。
その感情が頂点に達し、約1時間半の暴力を受けました。
出ていかれるぐらいならここで死んでほしい、それが彼の願いでした。
携帯もその際に壊され、お金もない状態。
もう仕事には行けないだろう、ここからは逃れられないんだ…そう絶望し、叫んでは泣いて自分を責めました。
最初のコメントを投稿しよう!