173人が本棚に入れています
本棚に追加
ベッドに仰向けに寝転んで、男の前で膝を立てて股を開く。
「夜ご飯、美味しかったみたいで良かった。お腹、いっぱいみたいだね」
お互いに衣服も何も纏っていないせいで、澄夜の眼前に晒された少しだけ盛り上がった胃袋の辺りを指の腹で、くすぐったいくらいのタッチで撫でられた。
「ねぇ、昼はお腹いっぱい食べたの?」
顔を隠すようにして、瞼の上に置いてあった手を退かされ、額に口付けられる。
「食べたんでしょう?女」
ここで、と既に勃ち上がっている性器を緩く扱き、跳ねる身体に笑みをこぼした。
「どうやって食べたの?可愛く尖っているここは吸った?」
程よく鍛えられてはいるが、真っ平らな胸の薄桃色の中心で存在を主張する硬くなった粒を唇で挟み、吸い上げたり舌で舐めて弄び、押し潰してやれば、
「…ぁ…ッ…」
黙りを決め込んだ唇からは、押し殺した吐息混じりの声が漏れた。
胸の飾りへの刺激をやめて、
「それともベチョベチョにしてるここに、触れて舐めたりした?」
ペニスから溢れ出ている先走りと、尻の中に挿れられた潤滑剤のせいで濡れそぼった場所を、指と舌で触れて味わう。
潤滑剤を入れた折、丁寧にだが散々に指で散らし、快過ぎておかしくなるから駄目だと制する言葉をBGMに、中のシコリをグリグリと指の腹で押し潰しながら転がし、二本の指が入るようになれば、指で挟んで引っ張ってみたりして、達せるほどの決定的な刺激を与えずにそれでいて前にも触れずに、楽しんだそこは、怯えと期待にヒクヒクと蠢いている。
最初のコメントを投稿しよう!