夏祭りと林檎飴

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「「あ」」 「@$#&%…」 もはや、日本語すら話せなくなった私。いや、何語かな? 「秋華、」 水上先輩が名前を呼んでも、無表情な秋華。 「帰ります」 「え、ちょ!秋華!?」 「ほっとけ。どうせ、舜太が捕まえる」 先輩の言葉通り水上先輩が即座に追いかけていった。 「秋華と水上先輩に何があったか聞きましたか?」 「あーまあな。ただの痴話げんかなのに、舜太なんかずっと喚いてたぞ」 「水上先輩が喚いてる様子とか全く想像できない…」 「他の奴のことなんか考えなくていいんだよお前は」 「そんな…友達にまで嫉妬しないでください」 「みかんが俺を嫉妬させなければいいんだよ」 「なんか、無理そう…」
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