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思ってることがバレバレだったのか
チャンチャラ忍のフォローにちょっとホッとした
安心するところではないのかも知れないけど、意識を失ってる時間、何が起こっていたのか全くわからない怖さって半端ない
「どこへ行くの?」
ベッドから降りて、ふらつく足腰を必死に支えながらドアに向かう
「せっかくイイ雰囲気なのに」
やっぱりコイツは本気でおかしい
「喉、乾いた」
早く、この空間から逃げ出したい
「あ、そっか。ごめんね。何か持って来てあげる」
「いや、自分で行くから」
遼二に、聞きたいこともあるし
「お礼も言いたいし」
寝てばっかりもいられない
「可愛いね、丸子は」
「29の干物女にこんなもの勝手に着せた上、勝手に憐れむな、このやろう」
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