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初日
アーニー「ごめんなさい。僕が占いです。唐突で困るだろうけど、騙られたくないから出るよ。」
(初日から透けるのか。)
メアリー「対抗はないの?」
呼び掛けてみても対抗はでそうになかった。
エマ「これは狂信、恋人の可能性あるな。
占いが初日ないから潜伏の可能性すらあるよー。」
アンナ「エマの言うとおりよね。それもちょっと不自然よね。だから私も出るわ。
霊能は私。指定するわね、時間もないし」
(霊確定か。よかった。これで安心できる)
ジェイ「そうだなー。占い狼もありえそうだと予想しますね。」
マイク「狂信恋人か…。狼側可哀想だな。まあ、市民陣営にとっては助かるが…。」
アンナ「恋人の線あるね。それも見てきましょうか。さて延長する?」
ロディー「延長は要らないよー。そしてマイクー。陣営がお題とかいうでしょ。」
メアリー「アンナさんに任せますよ?進行ですから。」
(ああ、早く終わってほしい。)
アンナ「延長はしない方向なのね?返事がないからそうするわ。指定はロディー。」
ロディー「いや、喋ってなかったのはあるけど、お題みたいの言ってないよね?
怪盗だから回避で、」
マイク「簡単なのなら皆言ってるよ。それだけで疑われたくないね。」
アンナ「嘘ー。時間ないのに、うーんエマ、エマにする」
秒読みでアンナさんの指定がとぶ。
GM「では投票をしてください。」
エマ「ちょっと待って!私、私が占い師!」
メアリー「占いなの?ご、ごめんなさい。」
(怖い、アーニー。どうか本物であって。)
サンドラ「エマ、占い師みたい!やめよう。回避でしょ?」
クリス「ごめん、もう遅い。本物なら対抗に出るべきだった。」
私たちはもう票を入れてしまっていた。
もう戻れない。
エマ「占いなのに…。」
その声は消え入りそうだった。
メアリー「潜伏占いだったのなら、偽の線を考えないといけないのね。」
私は得たいの知れない占い師、アーニーに恐怖を覚えていた。
アンナ「過ぎた事は仕方ない。明日占いの真偽はつくよ。」
(本当なんだろうか。)
どうしようもない。怖さがのこる。
アーニー「大丈夫。エマは偽だよ」
彼は私に微笑んだ。
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