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議論
さりげなく私はマイクの方を見る
鈍感だけど優しい彼。私は恋をした
(ここを出たら必ず伝える)
マイク「アンナ?どうした?」
(いけない。私ったら)
「だ、大丈夫よ。頑張らなくっちゃね」
私は急いで彼から目をはずした。
ローラ「ここの村、霊能いないのね」
その発言で唐突に現実に戻される
アンナ「え?進行はどうするの?」
純粋に疑問だった
ジェシカ「これは市民がいませんから役職がなければイコール呪われし者ということですね」
ジェシカの言葉に私の心臓が跳ねるのを感じる
アンナ「そうね、呪われし者が覚醒しなければの話しだけれど…」
自然と顔は曇ってしまった
ジェシカ「できれば覚醒する前に出てほしいわね皆の為にも」
アンナ「それが一番いい方法よね……」
(そうすれば狼を減らすことができる、
皆が生き残れる可能性の高い方法。)
アーニー「お話中にすみませんが出させてもらいます。ニック様白でした」
子供のアーニーが名乗りでる
マイク「対抗は?」
口々に皆が言うが対抗は出なかった。
アンナ「平和なの?」
狂信、囁く狂人がいるのに平和が成り立つのか?
いない人がいるか私は辺りを見回す
アンナ「あ、れ?ヒューがいない」いない一人を見つける
ジェシカ「占い確定は強い」
喜んだジェシカの表情や全員の顔色は暗くなった
ミカ「ヒューがいないなら、まだ確定とはできないわ」
ヒュー「すまん遅れた」
ゆったりと歩いてくる
アンナ「ああ良かった。来たのね」
私はほっとした。
占いでも、これで真偽を決められるかもしれない
ヒュー「そうだ、俺が占い師だ。遅れてすまなかった」
申し訳なさそうな声が聞こえた
マイク「落ちていたのは、まあいいとして結果は?」
クリス「そうそう結果をくれ」
アンナ「これで真なら痛いわ」
先の見えない不安が言葉になる
ここまで沈黙を続けるなら真ではみたくなかった
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