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(私は噛まれるわけにも、吊られるわけにもいかない。今、村目に見えるのなら抑えなければ…)
マイク「アンナ?おまえ変だ。大丈夫なのか?」
いつもと変わらないマイクの声に焦りが隠せなかった。
アンナ「大丈夫って言ってるわ。ちょっと疲れたの」
マイク「ん、そうか。悪かったな」
ふと気まずい沈黙がおりた
(ごめんなさいマイク。私はこのままでいたいの)
アーニー「ニック様は大狼はありますから
とりあえず賢狼を探します」
アーニーは笑った
クリス「じゃあ、延長を」
ジェシカ「確かに村なら残したいけれど、これは怖すぎます」
ジェシカの不安な声に私も同意したかった
私は何よりも自分が襲われる事が一番怖い
マイク「おい、延長しないのか!」
アンナ「え?何が起きたの!?」
私は途方にくれるしかなかった
処刑者が決まらない
ミカ「これは処刑、どうしたらいいんだ?」
クリス「これはニックを飼って、噛まれないなら吊る、それでいいだろう」
ローラ「そうね、そうしましょう」
皆が混乱していく
ジェシカ「あれ、スーザンいないね」
ミカ「占い先が大狼を囲う、それを狂信が白を出すことによって確定白が作られる、だから信じられないって話よ」
アンナ「ミカの言うとおりね、あり得そう」
それが今回のケースに一番近いように感じた
ヒュー「グレーいくなら喋らないスーザンからでいいか?」
時間が終わりを告げようとする
マイク「回避はあるか?」
死んでしまうと言うのに彼女は喋ることすらしなかった
スーザン「私、全然ついていけない」
アンナ「え?どういう…」
私にはよく、わからなかった
GM「では投票時間となりましたので、投票を」
時間が終わる
私たちはスーザンに指を指した
ただクリスだけが「あーね、ごめんな」とだけポツリと呟いた
GM「投票の結果、スーザン様が処刑される事となりました。遺言を」
スーザン「ごめん、何がなんだか分からなかったわ」
ほぼ無表情で彼女は言った
縄が揺れる
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