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「ねぇ、君」
僕は声をかけた。振り向く女性。
?「何ですか?」
「あっ、あ…
時間良いですか?」
何と粗末な誘い方、今思うと情けない。
だけど、彼女は動いた。
?「は、はぁ。」
「じゃあ、そこの喫茶店で…」
彼女は困惑しながらもついてきた。
僕はコーヒーを、彼女はカフェラテを頼んだ。
「…家近くなの?」
?「え?えぇ」
「僕もなんだ、最近引っ越してきてね、近くを散歩してたら…」
?「はぁ」
店員「お待たせしました。」
「………。
あ、さぁ。飲んで飲んで…」
?「…。で…」
「…いや、ちょっとね…
こんな時間だし、女の子一人だけってのは最近物騒で、危ないなって思って…」
?「アナタの方が危ない感じがする…」
「僕が?ま、夜道散歩して、女の子に話しかけお茶してる…確かに怪しいねwww」
?「っ、ちょっとお手洗いに…」
「そ、いってらっしゃい♪」
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