第5章:ハーケンクロイツ

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白菜の漬物を食べてみると、少し薄味だがしっかりと漬かっていて、ほんのり柚子の風味がする上品な白菜の漬物だった。 「これも凄く美味しいです。柚子の風味が食欲をそそりますね。」 「良かった。私もこの漬物が大好きなんですよ。やっぱり柚子の香りが良いですよね!おばあちゃんに作り方を教わってきたので、今度は自分でも作ってみようと思います。」 「それは楽しみです。ぜひお願いします。」 楓さんが作ってくれた食事はどれもとても美味しかった。ついつい丼で2杯もご飯を食べてしまった。
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