第1章:第二次世界大戦の始まり

30/48
前へ
/541ページ
次へ
ドイツ人のハーフのアイザックがヒトラーって、なんか安易な気がするな・・・。 『ええっ!おまえら二人なの?いいな!あっ、小川だけど、俺はソ連で共産党の書記長で元の世界だとスターリンだわ・・・。史実通り大粛清の真っ最中でみんな俺見て震え上がってるんだけど、どうすればいいのよこれ・・・。』 わぁ・・・。小川先輩めっちゃ外れでしょ、一人で大粛清中のソ連とかハード過ぎる。でも、この中だと唯一の戦勝国だから一概に外れとも言えないか。 『桐谷です。僕は誠司と一緒に今日本にいます。本当に言い難いのですが、天皇です・・・。じゃあ、誠司次たのむわ。』 こいつ天皇って肩書にめちゃくちゃ恐縮していてるな・・・。わかるけど・・・。 「俺は陸軍次官で、元の世界だと恐らく東條英樹ですね。最後は大槻か」 『お疲れ様です。俺も日本にいて、海軍次官です。たぶん山本五十六だと思います。ブーゲンビルで戦死する気はありません。てか、悠斗と誠司こっちにいたのかよ!なんで俺だけ一人だったんだよ!』 翔もこっちだったのか、3人いると思ったらなんか少し心強くなったな。     
/541ページ

最初のコメントを投稿しよう!

283人が本棚に入れています
本棚に追加