第1章:第二次世界大戦の始まり

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『はい、お疲れ。じゃあ、このままみんな好き放題話したら全然話進まなくなるから、このまま俺が仕切るね。まぁ、みんなの居場所聞いたらこれあれだな、こっち来る前にやってたセッションの勢力にそのまま組み込まれてるな。小川は何でソ連選んじゃったかね。』 なるほど、あのゲームで所属してた国に、こっちの世界ではそのまま所属している訳か。アメリカ選んでおけば良かったな。 『仕方ないだろ、適当にセッションの途中から入ったら自動的にソ連に振り分けられたんだから!くっそ!せめてアメリカだったら良かったのに!』 そうだよな、アメリカだと自分から参戦しなければ、そもそも第二次世界大戦に関わらないという選択肢もあるからな。 『まぁ、今更仕方ないな。とりあえず、今後のことについて話し合いたいんだけど、ドイツとソ連と日本にそれぞれ分かれてるから逆にみんなで同じ勢力より協力体制が作れるってことは良かったと思う。特にソ連がいるのは大きいな。とりあえず日独伊ソの四国同盟でもやるか?』 確かにソ連が枢軸国側に加われば連合国とも対等以上に戦えるのは間違いなさそうだな。けど、アメリカとの対立は避けられなくなる。悠斗と翔はどうだろうと考えていると悠斗が話始めた。 『すみません。昨日誠司とは話してたんですけど、僕らはアメリカ開戦のきっかけになるのでドイツとは同盟結ばないことにしました。翔はいなかったからまだ確認してないんですけど。』 『あぁ、俺は悠斗と誠司が決めたならそれでいいよ。』     
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