告白

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告白

 正午前にホテルを出て高遠の住まうペントハウスに横抱きにされて連れられた健斗は、家に入るなり何度も口づけを求めてくる高遠に主寝室に押し込まれた、ベッドに押し倒され挑もうと息を荒くする高遠に、これ以上は出来ないと困った顔で拒否をする健斗。歯を食いしばって我慢しようとする高遠に優しく微笑み、その身体を両腕で包み込み引き寄せた、体格の違いからか上に圧し掛かられる重さが、健斗は愛おしかった。  「今は、これで、我慢してください」  性欲と愛欲は同じだろうか、彼の声が好きだ高遠の初めて見せる表情の数々に魅了された、自分を世界中で誰よりも知っている存在は、生きて行く強さを教えてくれた、高遠の広い背中を優しく撫でていると彼が自分に体重が掛からないようにと、両腕で全身を支えていた、健斗の身体は早々壊れないというのに。  「今日からここに住んで、仕事も用意する、俺の傍に居て」  「急だな・・・え、本当に明日以降も会ってくれるんですか? 」
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