ずっと「愛してる」だった

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サクと別れて、もうすぐ半年になるだろうか。

あれから、私はすぐに引越しをした。

スマホの番号も変えて、サクの番号を消した。

どうしても一掃したかった。

少しでも何かが残っていると、思い出して涙が止まらなくなっていたから、形がある物は全て捨てた。

そうしてようやく、私の気持ちと生活が少し落ち着いた頃、ケイタの部屋を訪ねることにした。
散々お世話になっていたのに、ケイタとも連絡を一切取っていなければ、顔も合わしてない。
さすがにこのままじゃ、常識がないと感じられるようになった。