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さて話は少し変わってソフトボール部エースの美和は、ある日練習後にあまりの猛暑に倒れてしまう。そんな彼女を助けたのは黒木諒、親友のコンプレックスの原因だった。黒木は自分のことを嫌いなのは知ってるけどほっとけないから申し訳なさげに言い、お互い大会頑張ろうと笑った。その笑みに美和はどこか心引かれる自分に気づきつつ否定する。
話は戻り、定期テストが終わり、勉強を教えてもらったお礼をしに、恋華は知己の好物を手に店へ向かった。
そこで彼女は絶対に目にしてはいけないものを見てしまう。それは姉の愛華を知己が喧嘩しながらも抱きしめる場面だった。恋華はその場から咄嗟に逃げ出して、気がつくと眺めのいい高台の公園にいた。。
そして恋華はようやく気づく。
自分を支えてきてくれた姉の大切な人は知己だったのだと。
差し入れのはずだったラムネを飲むと、その泡と共に恋華の2度目の恋も弾けて消えた。
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