終焉の戦火用語集

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魔法共和国における近代化について 元々,魔法人種で構成されている魔法共和国において魔法とは,「発動に必要な物は,源と鍵であり,源は魔力,鍵は陣や詠唱で発動できる」となっている。長らく魔法とは教育を修めた者が使え,高等教育を修めた者ほど,強力な魔法を扱うことができていた。 科学側の様々な情報を得てはいたが,科学を下に見ていたため,第一次世界大戦おいて,多大な被害を受けたため,「魔法を近代化することによって誰でも高度な魔法を使用・利用できるようにする」と考えを転換する。 魔力は,「マルカライト鉱石」という魔力を蓄える鉱石を利用し,燃料化して魔力源とした。陣や詠唱部分を,機械や機構に組み入れることで鍵の機械化に成功した。 こうして魔法を近代化することによって生活,流通,産業,工業等あらゆる分野で,能率的・効率的に行うことができるようになったが,科学側に比べるとまだまだであり,近代化の最中に第二次世界大戦に突入することになる。
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