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〇保安官詰所の中(朝)
牢屋の鍵は外れており、扉が開いている。
カタリナはSAAが入ったホルスターのベルトを締めている。
締め終わると、ホルスターからSAAを2丁取り出して、シリンダーをスイングアウトして弾丸を確認する。
カタリナ「弾は抜かれてない」
手首を捻ってシリンダーを収め、ホルスターにしまう。
ソフィア「いけそう?」
心配そうにカタリナを見つめるソフィア。
カタリナ「大丈夫。私がなんとかする。ソフィアはここにいて」
頷くソフィア。
カタリナ、扉を蹴り開ける。
〇町中(朝)
扉の音に、周辺にいるグールは一斉に振り向く。
カタリナはSAAを2丁抜いて、2体のグールに向かって撃つ。
2体のグールはひっくり返って、動かなくなる。
周辺のグールは一斉に、カタリナに襲い掛かる。
カタリナは顔の前で銃をクロスさせる。
カタリナ「キーパーの名にかけて!」
カタリナは走り出して、1体、また1体とグールを撃ち倒していく。
正面から襲ってくるグールは、蹴って怯ませ、回し蹴りをして倒す。そして頭を撃ち抜く。
左右から迫るグールは、腕をクロスさせて数発発砲。グールを撃ち倒す。
カタリナはSAAをガンスピンさせて排莢。そしてホルスターに装備してあるスピードローダーを使ってリロード。
すぐさまSAAを構えて数発発砲。グールを倒していく。
〇保安官詰所の中(朝)
ソフィア「す、すごい……」
保安官詰所の窓から、ソフィアはカタリナを驚きの表情で見つめている。
突然、保安官詰所の壁が突き破られる。
ソフィア「きゃあぁ!」
ソフィアは少し吹き飛ばされ、倒れる。
突き破られた壁から、ブレイカーが侵入してくる。
ブレイカーは、普通の人より筋肉質になっており、肌はどす黒くなっている。
ソフィア「ぐっ!」
ソフィアは立ち上がろうとするが、苦悶の表情を浮かべる。立ち上がれない。
脚に、木片が刺さっている。
ブレイカー、一瞬でソフィアに近づいて拳を振り下ろす。
ソフィア「ひやぁ!」
拳は地面にめり込む。
ソフィア、転がって何とか回避する。
ナイフを取り出してブレイカーに向けるソフィア。
ブレイカーはゆっくりとソフィアに近づく。
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