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俺だけが感じてるならそれはスゴく不公平なことだと思うわけで。
こんなにも甘く痛む胸が心地良いなんて、俺は晶さんでしか味わったことがない──
激しい動きを何度も止めてはぶるりと背中が震える。
その度に抱き締めてくる俺を晶さんは笑いながら見つめていた。
「我慢しないで“先に”射っていいよ」
「──…っ…いやだっ…」
余裕の言葉がムカつくっ
動かずに弾けそうなのをじっと我慢する俺を晶さんはずっとクスクス笑っている。
そんな晶さんの熱い中が何度も俺を締め上げた。
「っ…!?…晶さっ…ん…笑ったらダメだってばっ…」
やばいっ…
膣が締まるっ──
堪えきれない笑いのせいで無意識に晶さんの括約筋が俺を果ての沼へ陥れようと誘いをかけていた。
「だって無理っ…夏希ちゃんかわいいもんっ…っ」
「──…っ…」
かわいいってのはなんだっ!?
こんな時にかわいいなんて言われること事態屈辱的でならないのにっ…
悔し紛れに唇を噛みながらも果てを塞き止めることに必死な俺のケツに力が入る。
「ケツ揉むなっ…」
責めくる果てと葛藤する俺はもはやS女の格好の遊び道具でしかなかった。
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